7人が本棚に入れています
本棚に追加
また俺は夢の中にいた。
[やはり、暗闇の中か。]
辺りを見渡しながら歩いていく
・・・・たす・・け・・て。
レナの声が聞こえた方に駆けていく
「・・・・止めて・・皆・・を・・・・それ以上・・苦しめ・・ないで。」
途切れながらも反発していて
「先輩、こんなやり方で力取れるんですか?逃げだしそうですけど?」
モニターを見ながら話かけていて
「平気だよ。こいつは仲間を見捨てるなんて出来そうもないからな。」
深い笑みを浮かべながら近づき
レナの姿は、前に見た夢の時より弱って見えた。
「・・や・・止めて・・う・・・・うあぁぁ!!」
凄い光が上がると共に
自分も吹き飛ばされ
[ごめんなさい。]
その声を聞いた後に目が覚めた。
「またか。」
汗を拭い、レナの側に寄り撫でていて
[零斗。]
「大丈夫か?」
俺は自分の表情が曇っているのに気づかず
[・・零斗・・怒って、いるの?]
頬に手を充てられて
「そんな風に見えるか?」
レナの手に優しく触れ、離してやる。
[・・ごめんね。]
彼女は苦しそうに謝ってきた。
最初のコメントを投稿しよう!