プロローグ(風の民の記述)

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「とされている、か。」 ここは種族を問われる事はない国、グリシェッドの城内 その図書室で少女が記述を読んでいた。 彼女は力を求めていた 民を守るための力を だが、少女は無理矢理することはしない。 とても心優しい民思いの少女である 「今日はここまでにしないと。勝手に自室から抜け出したら、あの子にまた何て言われるか。」 考えただけでも嫌だなぁ。 彼女はこの国の女王で 僅か18歳でなったと言う。 ただの少女なら他に何か言われる事はあるとは思うがこの少女は違う 姿は人なんだが耳が細長い 龍族の子 この国は種族を問わない為に種々な者が居る。 龍族、狐族、ウルフに人と言う種族混合の国である。 図書室から自室に戻り始めた 少女には悩みがある 戦争の事 隣の国・・・・帝国の攻撃に困っていた。
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