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やばいやばいやばい!
後ろからガチャリガチャリと機械的な足音が近づいてくる。
あいつは意志を持ったロボット、アンドロイドだ。
ひっそりと廃工場に隠れているけど、すぐにセンサーで見つかっちゃう。
はやくBB(便利ベルト)の充電が終わらないと!
僕は腕に巻きつけたBBに目を落とした。
このBBは二酸化炭素を原料にして、エネルギーをオートで充電してくる優れものだ。
早く……早く……。
気持ちばかり焦る。
……よし、溜まった!
僕は急いでBBのワープボタンを押した。
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