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いつもの道
いつもの景色
いつもの自分
それに不満を抱くのは
贅沢なことなのだろうか。
"いつも"が無い人がいる。
その人達にとっての私の感情は
贅沢以外の何物でもないのだろう。
ただ私は知らない。
"いつも"が無いことなど私には無い。
"いつも"しか無い私には
"非日常"が羨ましかった。
余命宣告を
望むわけじゃない。
ただ……
もし期限があるのなら
その期間は
キラキラ輝くと思う。
危うい細い縄を
一歩一歩踏みしめて
今ある自分を感じるのだ。
私は今
何をしたいわけでもない。
だが何もしたく無いわけでもない。
しかし目の前に、
終わりが突きつけられれば
何らかの希望が見えるはずだ。
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