第2章 アメリカのアットホームな家みたい

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もはやめちゃくちゃ(どこかのギャルゲーで言うとくちゃくちゃ)な1日が終了し、今は帰宅途中、メンバーは俺と未来と美樹の3人だ。渡は朝の夫婦喧嘩が休み時間までも続き、その時俺は美樹の方を応援し、渡が誰に『極寒』を『ごっさむ』だと教えてもらったかを伝えた。その瞬間美樹は暴走モードに入り、渡をくちゃくちゃにし、渡は今、ダストシュートの中で反省させているらしい。改めて美樹の暴走モードは恐怖を越える物、そしてギャルゲーをやっていた渡はバカ丸出しだなあ、と俺は思い、そしてその思いを胸に刻んだ。未久は今、教職員会議に参加中だ。 未久「はあ~、つまんない会議にまた参加ですか。それじゃあ未来ちゃん、美樹ちゃんバイバ~イ。よし、純兄ちゃん、僕と一緒に行くです。」 と言いながら俺に抱き着いた。 純「おい、待てや。俺は行かねえ~よ。だから離せよ、未久。」 未来「未久ちゃん、ずる~い。私もGO!」 と言い、俺にまたしても抱き着いてきた。すると、 クラスの男子B「赤井 純、俺の未久たんを返せ。」 クラスの男子C「死ね、赤井 純。」 とバッシングを受けた。俺はこのままだと死ぬと思い、未来と未久に 純「離れろ、2人共。俺がクラスの猛獣達に喰われてしまう。」 と言うと、2人は周りを見渡し俺から離れた。そして 未久「純兄ちゃん、続きは家で…。」 純「何言ってんだよ、未久。」 と一言交わし、未久は会議の開催室に行った。なのでこの3人しかいないのだ。別にハーレムとかじゃないからね。1人は彼氏をダストシュートに入れるし、もう1人は俺の貞操の危機にさらしそうだし…。 美樹「でも、凄いな~未来は。」 未来「そうでもないです。あの時は純くん絡みでしたから、私、純くんの事になると…。」 と顔を真っ赤にして言った。その時の俺の顔は確実にニヤけてたな。
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