第2章 アメリカのアットホームな家みたい

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『あの時』時というのは、朝の魔のHRの後日本史と古典以外の授業で未来と未久は大学レベルの問題を出し合い、どちらが賢いのか競った。というのは建前でどちらが今週の日曜日、俺とデートするかの決定戦だったらしい。 未久「未来ちゃん、僕と学問で勝負です。これは純兄ちゃんを賭けた一大勝負ですよ。」 未来「わかりました。やってやりますよ。」 と2人は話しをし、燃え上がっていた。そして俺らは古典や日本史を受けたが、この2人はこの2つの授業の時、学校のどこかで戦闘中だったらしい。そして帰りのHRは40分延長して遂に未久の勝利で幕を閉じた。 未久「これで今週の日曜日は純兄ちゃんは僕の物ですよ。」 未来「く、悔しいです。仕方がないです。今週の日曜日は純くんを差し上げましょう。でも久しぶりに楽しめました。また未久ちゃん勝負しましょうね。」 と2人はニコニコしながら言い合った。そしてその会話に疑問を抱いた、俺は 純「おい、ちょっと待てや!」 と叫んだ。すると2人は頭上に『?』を浮かばせて、 未来と未久「何?」 純「結局俺は物か~!」 美樹「ドンマイ、純。」 未来と未久「うん、うん。」 と2人は頷いた。 純「それじゃあ、俺の権限は?」 未久「ないですよ。ね~未来ちゃん。」 未来「うん、そうだよ。権限が欲しければ、私達を倒す事ですよ、純ちゃん。」 と言い、俺を見下してやがった。その瞬間、俺はこの2人には敵わねえ~わ。もう俺は何も言えないんだなぁ~。と思った。 純「参りました。すみませんでした。」 と、2人に謝った。すると、 未来「まったくだよ。」 と言った。
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