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場所が変わって島木城の1階の応接間の前、
純「おい、未来ここに来て何すんだ。」
未来「私は知らないよ。お父さんが純くんをここに呼べって言われたから。あ、そうそう、思い出した。私のお父さんね、昔と変わらずあの顔つきだけど性格も昔のまんまだから、おじさんではなく『あっ君』と呼んであげてね。」
純「おう、わかったよ。」
と、2人は会話した。そして応接間の扉を開けた。すると俺の親父である赤井 和と未来のお父さん島木 秋がいた。
純は「ただいま。あっ君久しぶり。そして親父何故こんな時間にここに居るんだ。会社はどうしたんだよ。」
秋「うい~す、我が息子、純よ。実はな…こういうわけだ。」
純「へぇ~そういう事だったのか。って言うと思うか、バカ親父。何も言わねえ~からちゃんと話せ。」
和「ち、仕方ねえ~なあ~。話してやんよ、俺の今後この街に代々伝わる事になる伝説をな。」
純「いい加減にしろ。そんなゴミみたいな伝説話はいらね~から、はよ話せ。」
和「わかった、わかった。話すって。あのな俺、実は島木財閥から引き抜かれたんだよ。しかも、社長の秘書だぞ~。というのは、建前で、あっ君と遊んだり、しゃべったりするんだよ。いいだろう、めちゃ楽しいぞ。その代わり『未来ちゃんの思いを叶えさせてあげよう会』に加入したから~。」
純「おい、このバカ親父、何、島木家に迷惑かけてんだよ。あっ君すみません。親父が迷惑をかけて…。そうそう『未来ちゃんの思いを叶えさせてあげよう会』って何ですか。」
と、あっ君に謝り、そして『未来ちゃんの思いを叶えさせてあげよう会』について尋ねると、
秋「純くん、別に謝らなくていいんだよ。かっちゃんを引き抜いたのは、事実だし、この会社で本音を言い合える人は、いなかったし、正直寂しかったんだよ。だから、この街に島木財閥本部を建てる事にして、かっちゃんを僕の秘書にしよう、と思ったんだ。そして未来も純くんと再会できるしね。『未来ちゃんの思いを叶えさせてあげよう会』というのは、…後々純くんにもわか
るよ。」
と、あっ君はニコニコしながら言った。改めてあっ君、すげぇ~と思った。そしてその会についてしりてぇ~よ。その後10分くらい、親父達と話した。そして、
未来「じゃあ、私と純くんは私の部屋に行ってくるね。」
秋「おう、一発かまして来い!」
未来「うん。」
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