第2章 アメリカのアットホームな家みたい

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と、未来は元気よく言い、俺の手を掴んで応接間の扉を開けた。そして、応接間を出た時、あっ君が 秋「両親公認のカップルなんだから大丈夫だよ。」 と言っているのを俺は聞こえた。そして、何が大丈夫なんだ。そしていつ公認したんだ、と心の中で叫んだ。 純「そうそう、さっきあっ君が言っていた『一発かまして来い』って何?」 未来「あ~、あれね。『頑張れ』と言う意味らしいよ。私のお父さんが純くんのお父さんに中学の時に教えてもらったみたい?」 純「変に疑問文にするなよ。そしてそのようなバカ話は本当だ。あのバカ親父、目新しい物を見たらすぐ真似したがるんだ。いったい中学の時の親父は何の影響を受けたんだか…。」 俺は怠そうに言った。
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