第1章 再開はギャルゲーのシチュに

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第1章 再開はギャルゲーのシチュに

???「行ってきま~す。さっむ~。」 俺は赤井 純。別に特技も無く勉強も普通で容姿も普通な高校生だ。 ???「お~純、おはっす。」 純「お前はいつの時代の人なんだよ。たく…。」 今隣に来たのは俺の奴隷もとい親友の佐野 渡だ。こいつは勉強はおだぶつだがバスケのおかげでこの学校に入ったんだ。容姿は上の中くらいだが、かじょうな女の子好きでそのため周りの女子から引かれている。しかしクラスのムードメーカーである。 渡「純、今日も寒いな。風邪引きそうだぜ。そうそう昨日やったギャルゲーのバカキャラが少し賢そうなキャラに『極寒』って書いて、何て読むんか聞いてたんだ。するとその賢そうなキャラが『ごっさむ』って読むんだと言っていたんだ。それで俺もこの漢字の読みがわかったんだ。いや~よかった、よかった。もうちょっとでそのバカキャラと同類になるところだったぜ。」 といい胸を撫で下ろし言った。 純「それはよかったな。てかお前彼女いんのに、まだギャルゲーやってんのか。」 俺は呆れた。そして改めてこいつは人間の食べカス以下だなと思った。 ???「純、渡、おはよう。今日も寒いね。」 今、出会ったのは渡の彼女である桜木 美樹だ 純「うい~す。寒いよな、本当に。これぐらい寒かったら、日本語で何て言うんだっけ?渡。」 渡「おう、『極寒』と書いて『ごっさむ』だ。」 その瞬間美樹の表情は固まった。 美樹「はぁぁあ!あんた何言ってんの。それは『ごっかん』と読むのよ。もう一度小学生として人生やり直せば。」 と呆れながら言った。すると 渡「黙れ、この貧乳。俺はこの漢字を『ごっさむ』と読むんだと、多分まともな人に教えてもらったんだよ。」 とほざいた。 美樹「貧乳はステータスよ、あんたももうじきこの貧乳の価値に気づくのよ。」 渡「ば~か、気づくわけね~じゃん。」 という渡の発言によって2人の夫婦喧嘩は始まった。 純「お二人さん、夫婦喧嘩のところ、わりぃ~が、遅刻すんぞ。」 と言って俺は走った。すると2人はペアールックの腕時計を見て時間を確認し、 美樹「くそ~この勝負はおわずけよ。」 渡「ああ、そうだな。」 と言い、走った。俺は色々言い合ったり、彼女いながらギャルゲーしてたりしてるけど、やっぱりこの2人はお似合いだと思った。今後もこんな関係でいてほしいと願う。
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