第1章 再開はギャルゲーのシチュに

2/4
前へ
/61ページ
次へ
俺達3人は何とかHRに間に合った。そして席に座った。そして次の瞬間チャイムが鳴り、教室のドアが開き、担任が入って来た。 ???「はい、席に座って。みんな今日は何の日か知ってる?勿論、純兄ちゃんは知ってるよね。」 純「知りません。」 今、俺に『純兄ちゃん』と呼んだのは、俺の妹の赤井 未久だ。未久は小学生の時イギリスに留学したった数年で大学を卒業し、社会と国語関係以外の教育免許を取り、今は俺が在校しているこの学校の教師である。話はもどるが未久が『純兄ちゃん』と言ったせいで俺はクラスの男子から凄まじい目線を感じた。なぜならこのクラスは未久が考えて作ったクラスなのでロリコン属性のバカばかりなのである。ちなみに未久の身長は137cmだ。そして未久はブラコンだ。俺は背中に冷や汗をかいていた。 純「それで先生、今日はいったい何の日なんですか。」 未久とクラス一同「本当に知らないとは…。」 クラスはざわついた。 未久「純兄ちゃん、僕を呼ぶ時は未久か未久ちゃんまたはみっちゃんだよ。まあ~これについては置いといて、純兄ちゃん、今日は転入生が入って来るんだよ。しかも女の子だよ。まあ、純兄ちゃんは僕の物だから関係ないけど…。」 クラスはその時「どんな子かな。」や「ロリ顔だったらなあ~。」等言い合っていた。 未久「じゃあ~、入って貰いましょう、どうぞ。」 その瞬間教室が暗くなりドアから白い煙が出てきて、「♪う~うきっと来る、きっと来る♪」と音楽が流れた。じつはこの教室は未久によって改造されているのである。まあ~どうでもいいけど…。そして煙の中から人の形のシルエットが浮かび上がり、入って来た。その瞬間、俺の頭の中の記憶媒体に何かが接続されたそしてその女の子が教卓(未久用の特別サイズ)の前に立ち、一礼した。そして ???「島木 未来です。残りの学校生活を宜しくお願いします。」 クラス一同「宜しくね。」 俺は島木 未来と名前を聞いて全て思い出した。そして、 純「もしかして、みぃちゃんか?」 未来「そうだよ。純くん。よくまだその名前覚えてたね。」 純「仕方ないだろう。未来は覚えてるか、わかんねぇ~けど俺はあの日の約束を忘れる事ができなかったんだ。」 と言うと、未来は顔を膨らまし、 未来「純くん、私はけして約束を忘れようともしなかったよ。ということで、今の純くんの発言には不快な点があったので罰をあたえまぁ~す。」
/61ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加