● 1日目

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桜 「ぅ……ぅう……!はぁっ」 桜(M) 「 僕はいつから、僕でいられなくなったのだろう  僕はいつから、僕を見失ってしまったんだろう  真っ赤な光が辺りを包んだ  自分の身がどうなっているのかよく分からない」 翔羅 「熱い……苦しい……誰か」 桜(M) 「 誰かが  途切れ途切れに言った。  僕は段々、  解らなくなっていく」 翔羅 「痛いよぉ……」 桜(M) 「 熱いのだろうか  僕はそれすら確かめられない  辺りを見回してみるけれど  何も理解出来なかった  いつか解るのだろうか  苦しいという意味も  熱いという感情も  理解出来た時には、この身は滅んでいるかもしれない」
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