ジョニーの過去
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身内や、オカンの友達が棺桶に花を添えている。 「…次、ジョニー君よ。」 叔母さんに肩を押され、オカンがいる棺桶に近付く。 一歩、一歩、ゆっくりと…。 棺桶にいるオカンは、病院で見たときとなんら変わってへんかった。 俺は震える手で、オカンの顔のわきに花を置いた。 涙がポタポタと落ちる。 何滴か、オカンの頬に落ちる。 見兼ねた叔母さんが、俺の肩を抱き、席に戻した。 オカン―……。
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