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なんか…エースなら、俺の全てを分かってくれそうや…。
「…エース…、あんな…」
「…ん？なんや？」
「俺…な、オカンが…３日前に…亡くなってん…。」
「…え…ほんまなん……？…ってか、聞いてええの…？さっき、言いたかないって……」
「……エースになら…、言ってもええかなって……。」
俺は全てを告白すると決めた。
「…俺の親父が、酒癖が悪くて、すぐ暴力を振るう奴やったんや。で、オカンは親父から俺を守る為に、毎日毎日傷や痣が増えていったんや。俺は見てらんなくなって、空手を習いたいってオカンに言ったんやけど、空手習う金…親父が酒に使って……。」
エースはうんうん、と聞いてくれた。
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