新しい生活

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アーセナルさん……やなかった。 アーセナルは、それだけ言ってドアを静かに閉めた。 なんや、なんか、無愛想な人やな…。 「あいつ。アーセナルな、人見知りやねん。ってか、人をすぐに信じられへん…みたいな。アーセナルにも、いろいろと事情があるねん。気長に付き合ったげてや。」 そうやったんか……。 アーセナルも、ここにおるという事は、何かあったんやね。 「じゃ、あと5人おるで。行こか。」 そう言い、エースはアーセナルの部屋の反対側のドアを、またおもいっきりドンドンッと叩いた。 ドア壊れてまうがな。  
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