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俺は最悪な家に産まれた。
母は至って普通の、優しい母。
だが俺の父が…
最悪な奴やった…。
父は、酒癖が悪く、すぐ母に暴力をふるう。
自分の思い通りに行かないと、すぐ物に当たる。
母は、毎日俺を守ってくれた。子供ながらに俺は、最悪な父親の子供に産まれてしまったと思っていた。
母は、俺を守るために毎日毎日傷や痣をつくっていった。
その頃幼稚園生やった俺は何もできんくて…。
母を守る力も、父に立ち向かう勇気もこれっぽっちも持っていなくて…。
自分の無力さを悔やんだ。
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