弟嬲(オトウトナブリ)

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「ほらシンちゃんおばちゃんが飴届けに来て―― あ、やべ。今俺貫通しちゃってます。てへっ。 「どれどれシンちゃんはおるかいの―― 「イヤァァァァァァァァ!?!?」 ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい。 姉ちゃんを再び泣かせてしまった。 奴が来る。 そうさ奴が来る。 地獄の阿修羅ぁこと腐!! 仁王立ち……していたのはおばちゃん!? 「貴様……あたしゃのシンちゃんになんてことしよるんじゃ」 泣き止まない姉ちゃんと鬼より鬼なおばちゃん鬼神モード。 兄貴……同情するぜ。 あ、本物の鬼も来ました。 「またひよりを泣かせたのか、腹に不細工な風穴開けやがってテメェ」 「違―― その言葉をなんとか呑み込んだ。言い訳がなんとかでまた殺されんのは困る。 「鉄槌……受けてみよ」 「うぎゃあああああああああああ!!!!」 肋骨が粉になった気がする。 そして兄貴は四肢がひしゃげてるよやべーよおばちゃん怒らせちゃやべーよ。 まぁ粉になった俺の肋骨もヤバいんだが……いや、気のせいかな? だって未だに 肋骨が軋むぜバーロー。
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