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  「千華、これは下着だよ。今着ている服では良く汗を吸い込んで体温調整してくれないんだ。だから一番汗をかく部分にだけそのように薄い布をつけるの。 わかった?」 少し口調が女らしいのは仕様だ。 女にも見えるのなら、姉妹に見えるのならやってやろうと、意気込んだ結果がこうなった。 何か違和感はないだろうか、大丈夫だろか。そんな気持ちで千華の顔を覗く。 「なるほど!それは絶対に必要なものなのですね。」 「そうだよ」 「という事は晋さんはこの下着をつけてると言うことですね!」 「!?」 そ、そう来たか……! 「まぁ、そうなる……かな……?でもこれとは違うやつだけどね」 うかつに、こう肯定も否定も出来ないこの状況を早く回避したい……! 「違うやつですか?それはどのような物ですか?もしくは晋さんが私の下着選んで下さいますか?」 俺が……千華の下着を? 昨日今日あったばかりの女の子の下着を…?
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