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これはさすがの俺でもまだ彼女にした事ないけど。
俺が今まで経験した日常ではない。
なんだろうか。凄く胸があつくなる。
鼓動が激しく脈打つのがわかる
息を吸うのが辛くなる
なんだこれ……
息ってどう吸うんだっけ……
「……?晋さん…?」
あ…倒れてはダメだ。
なんも知らない千華を1人にしてはいけない
うまく息を吸ってはいて…
大丈夫。大丈夫だ。
「大丈夫だよ千華。ごめんね」
「い、いえ…私こそすいません…」
「千華が謝ることはないよ
さ、買い物を済ませよう!」
なんとか倒れずにすんだ俺は千華の洋服一式と夕食の買い出しを無事に終わらせた。
だけど、何故か千華は暗い顔をしていた。
いや、暗い顔というよりなんだか悲しそうにも思えた。
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