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―何だよこのメール!!
藤岡は携帯電話を片手にｶﾞﾀｶﾞﾀと震えていた。
｢私、メリーさん。今アナタの学校の前にいるの｣
｢!?、ハッタリだ！信じないぞぉ！｣
藤岡は頭を抱え込み自分自身を抱きしめるように俯いた。
｢私、メリーさん。今アナタの教室の前にいるの｣
藤岡がいるのは、屋上に繋がる途中にある小部屋。
このメールの主は着実に近づいていた。
｢私、メリーさん。今アナタがいる部屋の前にいるの｣
!?すでに扉の向こうにそれはいるのか？
俄然、震えが止まらない。
ﾌﾟﾙﾙﾙ…。
｢で、電話？ もしもし…？｣
｢私、メリーさん。今アナタの後ろにいるの｣
｢えっ…!?｣
藤岡は振り向いた。
ﾊﾊﾊ…。 ﾌﾌﾌ…。
あははハハは!!!!
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