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帰る時
なるみんや他の部員達と一緒に帰って
どんどん 「バイバイ」と言って
最終的に 私と部員の涼くんと部長の3人になった。
歩きながら
「わ~暗い道!」
と言ったら部長が
「うん、暗いね。」
と言ってくれて
凄く嬉しくて沢山話したいな。と言う気持ちになってしまった。
涼くんが「あそこにはミケちゃんがいるんだぞぉ~」
と言っておどけて見せてくれた。
ミケちゃんって言うのは
文芸部の中で面白いキャラの男の子の事で
何かしらあると¨ミケちゃん¨が出てくるのだ。
もちろん涼くんやミケちゃんは面白いけれど
部長という存在がこんなに
ほっこりさせてくれるのは
懐かしいような
久しぶりな感覚がした。
私の中で 暖かい居場所のようになっていた。
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