1章 灯台のある港町

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港町***** 「潮風がきもちい!!」 「髪が痛みそうで、 私は好きに慣れません。 アレン、私は宿の準備をしてくるのでその辺にいて下さい」 「ほーい」 村の子供Aが現れた 「兄ちゃん、背が高いね」 「おぅ」 「さっきの姉ちゃん彼女?」 「残念ながら違う」 主人公とヒロインは数多の困難を共に乗り越え、必ず結ばれるという王道設定がある。 つまり、(今は)違うが正しい。 「兄ちゃん達、灯台の歌を聞きに来たの?」 「歌?」 「うん。夜になると灯台で天使が歌うんだよ」
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