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故郷の町を出て数分後。
「ここからなら、港町に行けるわ。
どうせ無計画なんでしょ。
近くの町を片っ端から探ってみましょう」
地図を広げるメルラは可愛いなぁ…
どれくらい可愛いかって?
これくらいだよ♪
えっ、わかんないって?
だからこんくらいだって(笑)
「アレン聞いてますか?」
「もちろん(聞いてない)」
俺を睨んだメルラの顔は本気で怖い…。
「いいでしょう。
もう一度だけ言います。
これから港町*****に向かいます。
よろしいですね。
はい、決定です。
意見なんて聞きません」
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