1章 灯台のある港町

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故郷の町を出て数分後。 「ここからなら、港町に行けるわ。 どうせ無計画なんでしょ。 近くの町を片っ端から探ってみましょう」 地図を広げるメルラは可愛いなぁ… どれくらい可愛いかって? これくらいだよ♪ えっ、わかんないって? だからこんくらいだって(笑) 「アレン聞いてますか?」 「もちろん(聞いてない)」 俺を睨んだメルラの顔は本気で怖い…。 「いいでしょう。 もう一度だけ言います。 これから港町*****に向かいます。 よろしいですね。 はい、決定です。 意見なんて聞きません」
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