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私の自慢の真白い髪が仲間のオイルや血でまた汚れた。
腐臭の漂う小さな村で、私達はもう長いこと戦っている。
相手はどこかも分からない国の兵士達。
彼等は愚かで、我儘で、残酷だった。
私の愛するこの村は、誰もが見間違うほどに人間そっくりな人形を作ることに成功していた。
それを知った国王は、他国との戦争に使う人型の殺戮兵器を作れと依頼してきたのだ。
逆らえば、殺される。
そのどうしようもない恐怖から逃れるために、村人達は兵器作りに没頭した。
時が経つごとに溜まる不安や怒り。
それはその五年後に爆発した。
他国に助けを求めながら、今度は自分達を守るために人形という名の殺戮兵器を作り始めたのだった。
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