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翌日聞いた話によれば、どこで話が脱線したのか、恋愛関係の話をしていたらしい。
本当に、どうやったら恋愛の話に曲がることができるのか…
とても不思議に思いながら、麻琴から聞いていた。
ちなみに今日はお休み。なぜかというと、昨日が金曜日だったため、土日、祝日は休みという学校だった(というか、基本的にそういうタイプが多い)ためである。
そして、麻琴のお誘いにより、女二人で買い物をしに街に出てきたのだった。
麻琴の薦めてくるお店はどれもかわいらしく、そこまで興味のない私でも少しは楽しめるものとなった。
そして今は、買い物をひとしきり楽しんだ私たちは休憩をとるために、かわいらしい小さなカフェへと入っていた。
ウェイターに通された席へと腰掛けて、渡されたメニューを見る。
お互いに食べるものが決まったため、ウェイターを呼んでこういう。
「「“幻のジャンボパフェ~君と出会えた奇跡~”をお願いします」」
この言葉にウェイターが頬を引きつらせていたが私たちは気にすることなく、そのパフェを待つことにした。
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