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その日はとてもよく晴れていて、5歳の誕生日をひと月後に控えていた僕は、幼稚園から帰って、ママといつものように公園に行ったんだ。
友達と遊んでいる間、ママは他の子のお母さんたちとおしゃべり中。
「ねえ? ゆうくんのママ?
ゆうくん かえっちゃったの?」
友達の問いかけに、ママは最初冗談のように受け取ったらしい。
しかし、実際公園の中に、僕の姿は見えなくて。
警察を巻き込んでの捜索が始まった。
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