変成

８

足早に去る司令とお歴々。
ブリーフィングルームには人がどっと動く。
あわただしく声がとびかい、あらゆる方向に人が散っていく。
しかし曽連寺千里はすぐと腕をつかまれ、むりやりに後ろを振り向かされる。

「‥曽連寺！本来なら、おまえは尋問のうえ営倉入りだぞ！」

叩きつけるように言葉を吐くのは、装備班の枝片秀征（えかた・しゅうせい）だった。

「なんであたしが営倉‥！」

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