兵士 ルーク

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「さすがシルビアだな… 治ったぜ。」 「よかった!」 「他に生きてる者は 居ないのか?!」 王様は心配そうな 顔をしながらきいてきた。 「俺たちがシルビアさんを 迎えにいくまでは誰も……」 レイが悲しそうにいう。 「そうか…。 捜してみてくれないか?」 僕とレイをみながら 言う王様。 「わかりました。 僕たちがいってきます。」 ガチャ… ………………………………………2時間後………………… ガチャ… 「誰も見当たりません…」 「そうだったか… しかし誰がこんなことを………」 王様は泣き出してしまった。 「たしかにな… 誰が……ルークは外に いたんだろ? なにもみてないのか?」 キラさんが僕を みながら聞いてきた。 「だれもみて………あっ!!!」 そうだあの魔術師みたいな男…! 「みたのかっ!?」 この場の全員が僕をみる。 「はい、僕が外にいた時に 魔術師みたいな男が……」 「魔術師かぁ…」 王様が頭をかかえて 悩んだような顔をしている。
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