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after 10/31
街の子供らが遊んでいる。今日は町外れの秘密基地で会議(ごっこ)をする予定らしく、子供らは足速に秘密基地へ向かう。
到着し、いつものように扉を開けようとするが、何故か開かない。子供らは窓からの侵入を試みたが、窓も開かなかったため、ため息をついて帰っていった。
秘密基地のあばら屋には、古びたロッキングチェアの上に、美しい橙色の蝋燭が、ぽつりと置かれていたが、それは誰にも気付かれることもなく、次のハロウィンを待っている。
end
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