第十章

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長安 現在長安には連合軍の80万の大群が集結していた しかも精鋭揃いである 劉備 「………ついにここまで来たか… 思えば長かったなぁ…」 劉備は苦難の過去を思い出す ホウ統 「殿、まだ始まったばかりですぞ」 劉備 「そうだな……では軍議を始める まず敵の戦力は?」 趙雲が答える 趙雲 「はっ!! 曹操軍は函谷関付近に70万の精鋭、洛陽には10万の兵です しかも函谷関には曹操や司馬懿が、洛陽には郭嘉や賈クといった優秀な人物ばかりです」 劉備 「うむ、孔明はどう思う?」 孔明 「正攻法で函谷関を灰にしましょうか? とりあえず関の敵は引きずり出して下さい 将は黄忠、厳顔、馬謖を兵士は三万で十分です」 劉備 「わかった…… ホウ統、他の敵はどうする?」 ホウ統 「まずは馬騰殿は精鋭騎兵20万を率いて正面から来る敵を一掃してください ただし深追いはしない 私は魏延、王平、李厳、トウ芝と兵10万で華山を迂回して攻めます ですが多分待ち伏せに逢い退路を絶たれると思うので殿も張飛殿や趙雲、陳到、張翼、霍峻、馮習と主力を率いて敵を挟撃しましょう」 劉備 「わかった…… 城の守りはどうする?」 ホウ統 「呉懿と黄権が適任かと」 劉備はホウ統の言葉に従い出陣した
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