第一章

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許都(程イクの屋敷の徐庶の母の部屋) 使者 「失礼します……… 徐庶殿の母君ですか?」 徐庶の母 「そうですが…… 何でしょうか?」 使者 「私は劉備の使者ですが貴女を新野に連れて来る為にここまで来ました……」 徐庶の母 「しかし……… 警備は厳重では?」 使者「いえ…… その心配はいりません…… この嚢の中に策があります」 嚢の中の計はこうであった 徐庶がに疫病にかかり急死し母は心労で疲れたので樊城まで引っ越ししたいと理由をつけ許都から出て行こうとした ちなみに樊城は先程の戦いで劉備が取ったが放棄した 曹操は軍師の徐庶が死ぬと新野を攻めてくる それを叩きのめし がら空きの樊城を取り徐庶の母を救出するというのが狙いだ 無論、樊城はすぐ取れるように罠をしかけてある
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