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ひとりになりたくて来た屋上
「俺...いつも屋上にいる君のこと
ずっと気になっていたんや///」
赤「......」
-ビュウウウウウ-
多分俺は今告られているんや
―――でも
この状況おかしいやんな??
赤「ぎゃああぁぁぁッ」
-ガラッ-
赤「ハァハァハァハァハァハァ」
青「どうしたん??
渋やん...」
赤「今...男...屋上に男が...ッ」
青「......??
男子校なんやから男がいて
当たり前やん」
赤「えっ!!
いや...最後まで話聞いてや...」
「それってさー
屋上に出るって言う幽霊ちゃう??」
赤「!!」
「あー
そんな噂あったな」
「渋谷さん
顔色悪いけど大丈夫??
怖い話苦手やった??」
-スッ-
赤「!!!」
-ぱしっ-
赤「何すんねんっ!!」
「...べ...別に何もしねーし」
またやってもうた
赤「あ...
ごめ...」
青「......渋やん
いい加減さ人見知り直しーや...」
赤「.........」
―――俺は小さい頃からずっと
人見知りで高校になっても
それは直らなかった
俺は気付けばまた屋上に来ていた
.
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