My Dear Ghost - こんな日は君に触れたい -

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橙「あっ!! すばるくんホントに来てくれはった!!」 赤「.........」 -ぎゅ~~~~~- 痛い... やっぱり夢やない... 思わずまた屋上へ来てしまった... だって... 『また逢いに来てくれたら嬉しい!!』 あんなカオされたら 断りにくいわ... 橙「ねえ!! 俺にすばるくんのこと 聞かせて下さいよっ!!」 赤「えっ?? おれのこと!!///」 橙「うんっ ひとりでよく屋上にいましたよね?? 「なんでやろ」「どんな子やろ」って...ずっと気になってましたから」 ずっと...見られてたんや... 赤「......俺 人が苦手でひとりになりたい時 ここに来るんや...」 橙「え でも俺とは普通に話せてはりますよね??」 赤「おん... なんでやろ?? 現実味がないからやろか... あとっ!! 何か安心感がある!!」 橙「安心感... 複雑ですわーそれ... まあいいですわ!! この体だからすばるくんと 知り合えたんですから!!」 赤「...............?? なんなんその手??」 橙「知り合えた記念に握手ですよ!!」 赤「!!」 橙「怖くないですやん 触れられないんですから」 赤「そーやけど!! それじゃ意味ないやん」 橙「こうゆうのはノリと雰囲気ですよ!!」 赤「う゛っ あ...」 これは一応 手をつないだことになるんやろか... 触れた手は 冷たい風の感触しか しなかった .
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