ハツ・コイ・ゴコロ - side story -

7/9
前へ
/67ページ
次へ
何が大丈夫やねん もう意味わからんくて涙出て来てもうた 「泣き顔も可愛いね ほらっ早く」 青「いや...や」 アカン... 怖くなって来たわ たっちょん助けてや... 「可愛いー マジでストライクだわ...クスッ」 青「いやや... ほんまに離して...グスッ たっちょん!!」 「たっちょん?? 呼んでも来ないんじゃない」 青「......たっちょん...グスッ 助けて...や...」 ―――たっちょん 『人の女になにしてんねん はよその手離せや』 -え??- 「げっ 本当に来やがった わかったって離すからそんな怒んなって じゃーねお嬢ちゃんっ」 『はよ行けや』 -ギュッ- 『大丈夫やった?? ヤス...??』 たっちょん?? この声たっちょんやんな?? ほんまのほんまに............ 青「......たっちょん??」 緑「たっちょんやで??」 顔あげたらそこには 紛れもない助けてほしかった 会いたかったたっちょんがうちを 抱きしめてくれてた 青「...たっ...ちょ...ん...グスッ 章ね??怖かった...ヒック」 緑「うん...ごめんな??1人にして すばるさんから連絡きてな教えてもらったんよ」 そう言いながらうちの背中を優しく ポンポン叩いてくれるから さっきの怖かったのが嘘みたいに なくなって今は安心感しかなかった .
/67ページ

最初のコメントを投稿しよう!

96人が本棚に入れています
本棚に追加