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「はぁ、はぁ……」
魔魅は今言霊の修行をしている。師匠と激しい口論をしながら。
「ちょっと!
はぁ……私はなにをやっているの!はぁ……」
「ん?走っているんだよ」
そう、魔魅は上下ジャージで山道を、三日間走っていたのだ。
「そんなの知ってる!私は……はぁ、はぁ、言霊の修行をするために……はぁ、ここにいるの!」
「もちろん、それはしっているよ?だから修行をしているんじゃないか」
「はぁ……それがなんで走ることに繋がるの!?」
魔魅は三日三晩走らされて、思考のピークに陥っていた。
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