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さなえの息はまだ荒かったが、男に言わるままに二本の指を、まるでペニスをしゃぶるかのように丁寧に舐めた。
さなえの表情には、すでに一匹のメスになりきった情欲が溢れていた。
男はさなえを床に座らせると、手枷を外し自らのペニスをさなえの顔の前に突き出した。
男に言われるまでもなく、さなえは男のペニスを口に含むと愛しむように舐め始めた。
ペニスの先に舌をはわせたかと思うと、口一杯にふくんで激しくスライドさせたり、さなえは一心不乱に男のモノを舐め続けた。
「ほう?うまいじゃないか。」男のモノはたちまち大きさを増し、カチカチに堅くなった。
口一杯に大きさを増した男のモノに驚きながらも、さなえは必死に男のモノを舐め続けた。それは男に言われたからではなく、紛れもなくさなえの情欲がそうさせているのだった。
『これが欲しい。』
さなえの頭の中では、もはやこのペニスで貫かれる場面しか考えられなくなっていた。
「四つん這いになれ。」男に言われてさなえは床に手をつき、男の方へお尻を向けた。
男はさなえの腰を両手で抱えると、蜜壷にそそり立ったペニスをあてがった。
さなえは男のモノを早く迎え入れようと艶めかしく腰を振った。
男はそれを見るとニヤリと笑みを浮かべながら、ペニスを一気に根元まで突き立てた。
「ギャッ…。アァ…ッ。」
さなえは膣全体がメリメリと押し広げられるのと、子宮を突かれる鈍い痛みに思わず声をあげた。
だが男がスライドを始めると、それはすぐに激しい快感へと変わった。
「アァ…。イィ…。」さなえの口からは絶え間なく歓喜の声がこぼれた。
男はさなえの反応に応えるように、時には激しく、また時にはゆっくりとスライドを繰り返した。
「アァッ。イィ………ッ。イク………。」さなえは耐えきれなくなり絶頂へと追いやられた。さなえの膣は、男の精子を絞り出すかのように収縮を繰り返した。
さなえは肘で体を支え、ハアハアと荒い息を吐いていた。
だが男は少しの間、さなえの膣の収縮が収まるのを待って、また激しく腰を打ちつけてくるのだった。
「イャ……ッ。アァ……ッ。またイク……ッ。」
さなえは何度絶頂に追いやられたのかわからなかった。頭の中が白くなったままで、強制的に与えられる快感に翻弄され続けた。
部屋の中には、男がスライドする度に発するニチャニチャと言う音と、さなえが耐えきれなくなって時折漏らす声だけが響いていた。
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