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え…。
美由も携帯を取りだし時間を見た。
0:01―
日付、変わってる。
私の誕生日。
「一番に……誰よりも先に言いたかった。」
秀士は腕にさらに力を込めた。
「嬉しい…
こんなっ、ステキなプレゼント初めて…」
「俺、星とか全然詳しくないんだけど…ここの星は結構好きで、
お前に見せたいって思ったから。」
「私も…大好き。」
「…俺が??」
秀士はにやりと笑い美由をみた。
「もうっ、ここの星のことだしっ!
で、でもどうして?私言ってなかったのに誕生日。
知ってたの?」
「ってか、なんで言わねえんだよ。ほんとに。
ま、あれだ。職業柄な。」
「はっ??」
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