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今は夏休み。
勿論、期末も何とか形になったとはいえ、やはり成績の悪かった美由は、平日は補習の為に学校へ通っていた。
生徒が休みだからと言って休みがあるわけでない秀士もまた、毎日仕事だ。
美由は補習はいやだが、学校で秀士に会えたりするので、いつもの補習も少し楽しかった。
そんなある日、
美由は補習を終え、家に帰りくつろいでいた。
あー。勉強って疲れる。いくら先生も学校だからって、あんまり話せるわけでもないし?
ってか、今夏休みなのに、全然遊んでない…
私のハイスクールライフこれでいいの??
んー。先生に遊びに連れてってっていってみよっかな?
でも忙しかったら迷惑だよね。
しかもばれちゃダメだし。じゃあ、涼子誘ってみよっかな?
夏は合コン三昧っていってたっけ。
誘われちゃいそうでやばいしなぁ。
ん~!!
ひとりクッションを抱え悶々とする美由。
その時、
ピンポーン。
ん?誰か来たっ。
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