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僕の名前は純
親父の跡継ぎで小さな会社の社長をしている35歳の独身。
いつも平凡な人生を毎日過ごしていた
そう、あの日が来るまでは。
僕には唯一、お気に入りのアーティストのライブに行くのが楽しみだった。
運命の日、僕はいつものようにライブハウスに居た。これから出会う彼女の存在も知らずに。
運命は突然やってきた。
ライブが終わり席を離れようとした瞬間
「あの~、いつもライブ来てますよね?」と隣の席に居た女の子が声をかけてきた。
僕はその子に「彼女のライブに来るのが唯一の楽しみだから」と答えた。
するとその子はにっこりと微笑み「良かったら、少し話ませんか?」と言った。
別に時間もあるし、いいかなと思い快くOKした。
そしてライブハウスを出て近くのファミレスで話すことにした。
この出会いが二人の人生を大きく変えようとはこの時二人は気づくはずもなかった。
次回第2話
動き始める時間
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