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ライブハウスを出てファミレスに入り、色々と会話をした。
その子の名前はゆい
18歳の女子高生だった。
見た目は落ち着いた子だったので18歳とは思わなかった。
年齢差を感じないくらい会話が弾み、楽しい時間が過ぎた。
何時間過ぎたのか、ゆいが突然暗い表情で語り始めた。
「私ね病気持ちなんだよね、甲状腺の病気でさ、色んなこと制限されて、唯一の楽しみがライブ見ることなんだ、いつか音楽に関わる仕事するのが私の夢」って語りだした。
ライブを見ていた時のヒマワリみたいな笑顔とは違う切ない表情のゆいを見て、何か切ない気持ちと不思議な感情が芽生えいた。
時間が過ぎ、連絡先を交換してお互い帰路についた
二人にとって運命の一日がこうして過ぎていった。
次回第3話
近づく想い
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