第一問

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俺の自己紹介を終えるとほかの人の自己紹介が続く 姫「あの、遅れて、すいま、せん……」 『えっ?』 教室全体が驚いた。無論俺も驚いている。 福「丁度よかったです。今自己紹介をしているところなので姫路さんもお願いします」 姫「は、はい!あの、姫路瑞希といいます。よろしくお願いします……」 まさか姫路がこのクラスだとはな、未だ驚きを隠せない。しかし何故だ? 「はいっ!質問です!」 その疑問は一人の男子生徒によって解明された 姫「あ、は、はいっ。なんですか?」 「なんでここにいるんですか?」 このクラスの皆が疑問に思っただろう。 彼女の容姿は人目を引くし、なにより成績がやばい学年二位の成績をもつ才女だからだ。 姫「そ、その……」 姫「振り分け試験の最中、高熱を出してしまいまして……」 『なるほど』と皆と一緒にうなずく。振り分け試験を途中退席すると無得点になるからだ 『そう言えば、俺も熱の問題が出たせいでFクラスに』 『ああ。化学だろ?アレは難しかったな』 『俺は弟が事故に遭ったと聞いて実力を出し切れなくて』 『黙れ一人っ子』 『前の晩、彼女が寝かせてくれなくて』 『今年一番の大嘘をありがとう』 ほんとバカしかいねぇなこのクラス 姫「で、ではっ一年間よろしくお願いしますっ!」 俺はまた眠たくなってきたので二度寝をすることにした。
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