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雄「おい龍羽起きろ」
龍「うにゅ~何だよ雄二」
全くどいつもこいつも人が気持ちよくに寝てるときに起こしやがって
雄「明久が俺達に話だってさ」
龍「また明久か……」
俺は重い腰を上げ明久がいる廊下へと行く
雄「きたか。んで、話って?」
明「この教室についてなんだけど……」
雄「Fクラスか。想像以上に酷いもんだな」
龍「全くだ」
明「雄二達もそう思うよね?」
雄「もちろんだ」
龍「雄二に同じく」
明「Aクラスの設備は見た?」
雄「ああ。凄かったな。あんな教室は他に見たことがない」
あれは俺も泣きそうになったな
明「そこ僕からの提案。折角二年生になったんだし、『試召戦争』をやってみない?」
雄「戦争、だと?」
明「うん。しかもAクラス相手に」
雄「……何が目的だ」
あ、雄二の目が細くなった。
明「いや、だってあまりに酷い設備だから」
龍「嘘だ!全く勉強に興味がないお前が、今更勉強用の設備なんかの為に戦争起こすなんてありえないぞ」
ふっ、空気を読まない俺が会話に乱入してやったぜ
明「うっ、そ、そんなことないよ。興味がなければこんな学校に来るわけがーー」
雄「お前がこの学校を選んだのは『試験校だからこその学費の安さ』が理由だろ?」
ナイスツッコミだ雄二
明「あー、えーっと、それは、その……」
龍(雄二とどめは俺に刺させろ)雄(まあ、いいだろ)
俺と雄二はアイコンタクトとりあった
龍「……姫路の為、か?」
明「ど、どうしてそれを!?」
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