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へぇ…と彼は笑いを大きくした。
「緑ヶ丘なら先輩が行ってますよ。知ってるかな。福田さんと原田さん」
「えぇ!?」
福田・原田が先輩って!!
年下!?
「あ、始めるみたいですね。行きましょう」
驚く私に彼は、あっさりと背中を向けて皆が集まるリング下へ行ってしまった。
その広い背中を見つめて私は思った。
年下でも構わない。
その思いは華麗な彼のバスケする姿を見て大きくなっていった。
だから帰って速攻、福田を電話で呼び出して彼のことを聞き出した。
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