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（まったく、私は超何を考えているのでしょう。別に１人で行っても超内容が変わる訳でもないというのに・・・）
彼女は心で言い訳を唱える
しかし、効果は無い
ただ、心がズキズキと痛みを増すだけだ
「これでは超仕事が来ても話にならない・・・」
～♪
タイミングを見計らったように彼女の携帯が鳴る
ただでさえ、沈み込んでいた彼女の顔が更に歪む
ディスプレイを確認するまでもない
かなり大きなため息を吐いて電話に出る
「こいつと来たら☆最近、ご無沙汰じゃない～」
電話の向こうから聞こえて来るのは若い女性の声
「こいつと来たら☆彼氏が親友とロシアまで駆け落ちしたからって沈み込んでいたって新しい恋は見つからないぞ♪」
笑いながら語られる言葉に彼女は苛立ちを覚えなかった
むしろ湧き上がるのは早く行動に移らなかった自分に対する自己嫌悪とか親友に対する少しの嫉妬だけ
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