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「…で、話って?」 公園に着き、ブランコに乗りながら蓮は優しく瑠璃に聞いた。 瑠璃は言いにくそうに口をパクパクさせていたが、勇気を出して顔を上げた。 「蓮くん、私の夢覚えてる?」 「瑠璃の夢?確か、一流デザイナーだよな?それが?」 「うん…あの…ね…、憧れのデザイナーがアメリカにいて、手紙を送ってたら、今年の夏から弟子に来ないかって言われたの。それで…。」
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