罪人には罰を

残り２日

俺は床が鉄でできた
部屋に入れられた。

その部屋には本、紙、
鉛筆、便器しか無かった。

そしていきなり壁に付いていた
厚い硝子でできた透明の
窓のような所から､警備員っぽい人が
こっちを見て､
「死刑まで残り2日と決まりました。」
と言って､窓にある下の小さな穴から
夕御飯を差し出した。

死ぬのにご飯なんて
いらないだろう。

だったらこのご飯を
家族に渡してくれよ…。