日常

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「私、雄馬と居れればそれで良いし、雄馬が居ないと死ぬもの」 「……俺もだぜ?律」 ククっと喉を鳴らしながら当たり前のようにそう返した男性…雄馬は律から目を離し前に進み出した 。こんな時間に歩いている二人、男性の方は火鏡雄馬(ひかがみ ゆうま)制服を着くずし頭にはバンダナを眉が隠れるくらいの深さでかぶり色は赤。整った顔立ちで黒い瞳をしている。首にはバンダナと同じ赤色のネックウォーマーを付けている。身長は180㎝程で体はガッチリしていて筋肉質。アクセサリー類は付けていない。 女性の方は、楠木律(くすのき りつ)彼女も制服を着ていて短く改造したスカートからは程良く引き締まった綺麗な脚をのぞかせ長い靴下を履いている。首には長めのマフラーを巻いている。男性同様整った顔でキリッとつり上がった目黒い瞳。身長は165やや女性の中ではデカい方。左手にシルバーのブレスレットをしている 「しーっかし今夜は冷えるぜ。律あっためてくんね?」 十一月中旬夜中は結構冷える。雄馬は手をこすり暖めている。 「いや。」 即答。だが、律もやはり寒いようで手をこすっている。
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