第二章 真実

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「香音……、あんたもしっていると思うけど、沖田さんは…結核や…」 「な…で総司が…?」 「細かくは、わからんけど……」 「…まさか」 「…ああ香音…あんたの結核が沖田さんに伝染した。」 そなな… あたし…あたしのせいで… 涙がとまらなくて、もう涙腺こわれたんじゃないかと思った。 「香音…」 「ったしの‥あたしのせいで」 「香音…おまえは、未来からきたんやろ。」 「え…」 「おまえが本当に未来から来たならわかるはずや…沖田さんは、本当は何年に死ぬはずだったか。」
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