第二章 真実

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「そう。もし香音がこの時代にきてなかったら、沖田さんはもう死んでた…ちがうか?」 「そうゆ…事ですハァハァ。ゴホッゴホッゴフッ」 「そ…じ…、」 こんなに…病状が悪化して… 「沖田さんは、部屋にもどり。香音は、落ち着いたら沖田さんの部屋にいかせるわ」 「……はい…」 総司は、よろよろとした足取りで自分の部屋に戻っていった。 「ススム…あたしどうすれば」 「香音の時代…」 「え…?」 「香音の時代に、結核の治療法はないんか!?」
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