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「そう。もし香音がこの時代にきてなかったら、沖田さんはもう死んでた…ちがうか?」
「そうゆ…事ですハァハァ。ゴホッゴホッゴフッ」
「そ…じ…、」
こんなに…病状が悪化して…
「沖田さんは、部屋にもどり。香音は、落ち着いたら沖田さんの部屋にいかせるわ」
「……はい…」
総司は、よろよろとした足取りで自分の部屋に戻っていった。
「ススム…あたしどうすれば」
「香音の時代…」
「え…?」
「香音の時代に、結核の治療法はないんか!?」
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