8人が本棚に入れています
本棚に追加
「全ての準備は整った。」
バンドメイツの選ばれた実力者達が結集している。
その数は、多く3百はくだらないだろう。
その中にクロードはいて将としての立場だった。
ひとまずは、集落の入口あたりで整列している。
それを送り出すのを見るために集まっている人も数多く、その中にはローラと親衛隊3人もいた。
「ついに始まるみたいですね。」
ローラは、大勢が集まるバンドメイツの仲間達を見ながらそう呟く。
「はい。これが私達の足掛かりになればこの世界の更正も夢ではありません。」
親衛隊長ウィルは、ローラの隣に位置する場所にいる。
真面目な口調でそう付け加えていた。
「この世界の更正・・・私達の願望とも呼べるに値するわ。」
「でも私は、あまり戦いは好きではないです。」
最初のコメントを投稿しよう!