Ⅱ話「堅制の不城」

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「だから私は、歌に想いを込めて歌い届けます。その想いは、歌詞で相手に理論を伝え音程で感じを豊かにし、テンポで勢いを直に伝わらせる事ができます。」 「分かりました。では、ローラさん。お願いします。」 こうしてローラは、歌をみんなに届ける。 それは、優しげな音程とテンポによって届けられ人々の感情を揺さぶる。 歌詞には、ローラの気持ちが込められており誰もがその意味を心から理解した。 ローラ(蒼歌の巫女)の聖なる歌がバンドメイツ中を浸透させていく。 人々は歓喜し、鼓舞され誰もがこの作戦の成功と勝利を祈願した。
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